アパートを借りよう|その5|転出届提出に必要なもの
引っ越すことが決まったら転出届を出す
引越し先の住所が確定したら、行政サービスを受けるためにも市町村役場に届出を出さないといけません。
同一市町村内の転居なら転居届を出す必要がありますし、他の市町村に転居するなら転出届を出す必要があります。
(役所で記入する用紙は同じで、チェックを入れる場所が違うだけです)
注意が必要なのは、転居・転出予定日の14日前からしか手続きを受け付けてもらえない、ということです。
引っ越すことが決まっても、その予定日まで期間が長く空いている場合はすぐに届出をすることはできません。
また、転出届を出す場合、国民健康保険証を返す必要がありますが、届出をした後からは保険証が手元に無い状態になります。
病院にかかる用事がある人は、注意が必要です。
持っていくもの
- 印鑑
- 国民健康保険証(持っている場合)
- 高齢者医療受給者証や乳幼児医療証(該当者がいる場合)
- マイナンバー番号カード(持っている場合)
- マイナンバー通知カード(番号カード持っていない場合)
- 身分証明証(運転免許証など)
なお、引越し先の住所を記入する欄がありますので、その住所を覚えていない場合はどこかにメモしておかないと、用紙に記入できなくなってしまいます(転居届・転出届を出す市町村役場では住所を証明しろ、と言われたりはしませんが、転出証明書の転出先の欄にここで記入した住所が記録されますので、きちんと正確に書きましょう)
国民年金手帳についてはマイナンバーで紐づいているので、届出は必要ありませんが、念のため持参していった方が無難かもしれません。
お金はかからない
転居届・転出届ともに、お金はかかりません。
住民票の写しや戸籍の書類を取る場合にはお金がかかるのと対照的です。
不備がなければすぐに終わります
私の場合、用紙に記入するのに10分くらい必要でした。
書類に不備がなかったので、10分程度で転出証明書が発行されました。
短時間ですんなり発行されたという印象です。
たとえ50年住んでいようが、手続きは一瞬、ということですね(なんだか寂しい感じもする?)
代理人よる提出・郵送による提出もできる
なお、書類は代理人が提出しても受理されますし、郵送でも可能です。
引越しをしてしまった後、郵送で申請する場合は、郵便が届くまで時間がかかりますので、必要なら速達で送られるように返信用封筒に切手を貼っておきましょう。
返信先は、現住所か新住所のみが認められていて、勤務先などを書いてはいけません。
(詳しくは市町村役場のホームページをご覧ください)
転出証明書は大事に保管しましょう
他の市町村に引っ越す場合、転出証明書が発行されます。
発行された転出証明書は、転入先の市町村役場に提出しないといけませんので、大事に保管しましょう。
なお、他の市町村に引っ越す場合、マイナンバー番号カードを持っている人は転入から90日以内に番号カードの住所記載変更をしないとカードが失効します。
転入先の市町村に転入したら、とにかく早めに手続きを済ませた方がいい、ということになります。