アパートを借りよう|その4|家財道具について
レオパレスの家具家電について
レオパレスの宣伝文句にもなっているのが「家具・家電つき」です。
これがレオパレスの物件の特徴にもなっています。
ですが、実際、ついていない家電もあります。
用意しなければならないものもある
レオパレスで契約時から設置されている家具・家電は、基本的に手で持ち運ぶことが困難なものです。
洗濯機、冷蔵庫など大型家電、小さなテーブル、ベッド(ロフトになっている場合もある)、電子レンジ、テレビ、エアコンといったものは備え付けられています。
また、引越しの時に必要になるカーテンも、物件に予め取り付けられています。
ですが、その他のものはついていません。
掃除機はありません。
炊飯器もありません。
ドライヤーなどの器具もありません。
また、布団もありません(私が契約した物件にはついていないですが、物件によってはついているかもしれません。また、入居時に依頼して届けてもらうサービスがあるようですが、別途料金が発生します)
また、暖房は石油ストーブは使用禁止となっており、もし必要なら電気式のヒーターを使って欲しい、とのことでした(ハロゲンヒーターやセラミックヒーターなど)
その他、食器や掃除用具、料理器具は自分で用意する必要があります。
これら細々したものを揃えようとすると、最低でも5万円は追加で必要となるでしょう。
初期費用や引っ越し代は抑えられる
とはいえ、大型家電がついているので、購入する心配がありません。
家具の一部がついているので初期費用を抑えることができます。
また、持ち込む私物を少なくすることができるので、入居の際の引越しも業者を頼まないで済ませることも可能かと思います。
退去時も、移動しやすいかと思います。
長期間住んだ場合は損か得か?
家具家電がついてくることは確かに便利ではあるのですが、これは費用として家賃に上乗せされていることになります。
もし仮にすべて自分で揃えようとした場合、最低でも12万円から15万円ほど必要になるはずです。
月額の家賃にこれら家具家電の料金が一体いくら上乗せされているのかはわかりませんが、もし仮に月2000円程度上乗せされているのなら、75ヶ月以上住んだ場合に損することになります(月5000円なら30ヶ月以上)
ここに引越し費用も考えると?
それぞれの求めるものにもよりますが、利用の仕方によっては確かに費用を抑えながら賃貸住宅に住むことができる、ということになりそうです。
ただし、選択の幅は限られます
家具家電があらかじめ設置されているということは、利用者側としてもそれをあてにしているわけですから、その設備を主に使おう、という意味合いが強いことになります。
自分で好きなものを使ってもいいわけですが、その場合は別途自分で買う必要があります。
特に冷蔵庫などは、ホテルにあるようなワンドアタイプの冷蔵庫だったりしますので、使い勝手があまり良く無いこともあります。
最低限満足できる範囲の設備だと思いますが、自分で選択することができませんので、それがイヤだと思う方にはちょっとネックになるかもしれません。