賃貸不動産を借りるブログ

不動産を賃貸で借りる過程とその後についての記録です。

引越し時のあいさつについて|レオパレスの場合

引越しの挨拶

あいさつは引越しの礼儀とされるが…

引越しをしたら、その日のうちに周辺にあいさつ回りをしておくのが礼儀、とされています。

 

これは一般的には確かにそうだと言えますが、100パーセントしないといけない、というものではありません。

 

むしろ、その物件の性質によっては、あいさつ回りはむしろ余計なもの、となる場合もあります。

 

レオパレスの場合

レオパレスの場合、契約形態が通常の賃貸だけとは限りません。

 

マンスリー契約という、1ヶ月単位で入居する場合もあります。

 

また、法人が一時的に長期出張する社員の住宅として借りている場合もあります。

 

マンスリー契約だと、まるでチケットのようになっており、全国のレオパレスの物件に自分の都合に合わせて移動することができます(空いている物件に限られます)

 

つまり、住んでいる人が入れ替わることが多い、と言えます。

 

それぞれ事情を抱えており、中には干渉されたくない、という人もいるでしょう。

 

ですので、そこにわざわざ踏み込んでいくというのは、むしろ迷惑になる場合すらあります。

 

最近の引越しは事情が違う?

確かに、一軒家に引っ越す場合、長く居住することになるでしょうから、周辺へのあいさつ回りは大事だと思います。

 

ですが、アパートなどの賃貸物件の場合は、以上の理由により、あいさつ不要というところもあるのが実際です。

 

しかも、最近では家賃保証会社の審査が課せられる物件が非常に多いです。

 

大家さんに敷金礼金を支払うというスタイルは少なくなりました。

 

物件の所有者の顔が見えづらくなっており、部屋を借りるときに対応しているのは不動産仲介業者で、最後まで物件所有者と顔を合わせることすらないことも多いです。

 

引越しのあいさつは、状況を見て判断するのが適切です。

 

私も、引越し先がレオパレスでしたが、隣上下の部屋の住人にはあいさつはしていません。

 

(契約でお世話になったレオパレスの支店には、鍵を受け取る日に菓子折を持参しましたが、おそらくそれもする必要はなかったと思われます)

 

女性の場合は特に気をつけた方がいい

女性が独り暮らしする場合は、特に注意した方がいいかと思います。

 

礼儀も大事ですが、身の安全を脅かすようなことになるくらいなら、しない方がいいです。

 

やはり、状況を見て適切に判断するのが1番かと思います。

 

気持ちの問題でどうしても、という場合

それでもあいさつしておきたい、という場合は、ポストにタオルなどを入れておくとか、他の場所に引っ越すときに最後にお礼回りしておけばいいのではないか?と思います。

 

騒音がどうしても出る、という場合には引越し時にあいさつしておく必要があるかもしれませんが、よほどそうした迷惑をかける事情がないのなら、しない方が吉かもしれません。

 

本来必要とされる礼儀ですが、慣習的なものであり、強制ではありません。

 

しない方がいい場合すらある、ということならば、そこは臨機応変に対応するべきでしょう。